銀行預金 / Bank Deposits

ちょっと骨休め-銀行預金だから損はしない 「タンス預金」という言葉があるように、日本人は預金が大好きです。日本の家計に眠る1,500兆円近い金融資産のうち、実に半分以上が現金・預金で占められ、株式、債券、ファンドの割合は十数パーセントにすぎなません。しかし、預金に安全という「神話」を過信し、通帳の残高が増えるのを見て笑んでいたら、予期せぬ悲劇に見舞われかねません。 日本では少子高齢化による社会保障費の増大が進行しています。経済は低成長期に突入し、財政悪化に歯止めがかかりません。このままいけば、国の財政の破綻懸念から国債価格が下落し、金利が急上昇するリスクが高まっています。そうなれば、金利が数年で数十パーセントも跳ね上がるハイパーインフレになる危険性もゼロではありません。日本では、物価が持続的に下落するデフレが問題となっているため、現実感に乏しいですが、インフレ(Inflation)とはそもも、モノの値段が上がっておカネの価値が下がること。 インフレ率が年3%の場合、100万円の元本は25年で半分以下に目減りしていまいます。ここでわかるように、預金は100%安全な資産ではないのです。急激なインフレ下では、不動産や金などの実質資産を保有している人や借金のある人が有利となる一方、預金は目減りすることは忘れるべきではないでしょう。