HSBC / 香港上海銀行
- HSBC香港の口座専門の優秀なバイリンガル&ファイナンシャルスタッフが対応
- HSBC以外にも複数の口座開設も一両日中に完了
- 当社は香港にあるため、各問題に即時対応
- 操作マニュアルは日本語で完備、アフターフォローも万全
- たとえば口座開設はVIP専用で、通訳者が同席し対応、渡航不要で凍結解除も可能
The Hongkong and Shanghai Banking Corporation(略称は英語でHSBC、本サイトでは香港支店のことをHSBC香港と呼ぶ)は、世界最大のグローバル英国系金融グループの一つでHSBCのグローバル旗艦店。
150年以上前の1865年、当時、英国領であったオフショア(租税優遇地)の香港で設立され、その後英国を本店とし今でもHK$紙幣の発券銀行のひとつでもあります。それだけでなく、米経済誌フォーブスの2008年版世界有力企業2000社中番付で1位を獲得するなど、ヨーロッパとアジア太平洋地域、アメリカ大陸、中東、アフリカなど全世界にまたがる64カ国の4,000万人以上の顧客にサービスを提供している国際金融グループ。
オフショア海外銀行口座としてHSBC香港 HSBC Hong Kong
情報と金融のグローバルとボーダレスの時代が訪れた今では、物事にアクティブな方々の多くが海外から収益をあげているかと思います。その利益の受け取り入金専用口座あるいは、投資資金の送金元の口座として利用していることでしょう。さらに、アッパー層の賢明な投資家はHSBC香港のマルチカレンシー口座をメインのGlobal & International banking accountとして選択し、はたまた海外の利回りの高い投資案件の決済口座として有効活用されています。
本当にHSBC香港の口座が必要なのか? Really Need an Offshore Bank Account
ロンドンとニューヨークに並び、日本からはもっとも身近な国際金融センターの香港には営業拠点としての役割から「世界中の金融機関」が進出しています。それに対して、グローバル企業でない一般投資家のとって、言葉が日本語で通じるオンショアの日本の銀行においても、特定の海外市場の株式やファンドなどの金融商品を購入や配当の受け取りは可能であるのに、オフショアHSBC香港の口座をわざわざ所有する必要は本当にあるのでしょうか。
しかし、残念ながらマイナス金利の日本の銀行ですと、魅力のある商品の取り扱いが少なく資産運用手段として定期預金や限られた投資信託や元本割れする貯蓄保険を窓口販売しているだけで、海外送金手数料や各種手数料はじめ割高なコスト、費用や経費を要してしまうのが現状です。
やはり、海外でビジネスを始める方や、これから細く長く海外投資や将来の海外進出や移民を真剣に考える賢明な投資家にとっては、今からでも海外のオフショア銀行口座は必要不可欠なものとなるのではないでしょうか。
そこで、弊社、香港のIFA(独立系投資家問会社)が顧客の理財目標への一つの手段であるHSBC香港口座をサポートを責任をもっていたしますので、どうぞご気軽にご連絡ください。
HSBC/滙豊銀行の歴史 The World’s Local Bank
米経済誌フォーブスの2008年版世界有力企業2000社番付で1位を獲得した英国系グローバル銀行、HSBC。
日本にも実は馴染みがある銀行で、明治維新直前の1866年(慶応2年)に横浜に支店を開設し、日本の近代化に貢献してきました。例えば、日本政府が円を自国通貨として採用するにあたって、HSBCは政府に支援と助言を行ったほか20世紀初頭には、多くの大型融資に参画し鉄道や水道、港湾などインフラの建設資金を提供しています。政府も1879年、HSBC銀行横浜支店が銀貨を通貨として受け入れることを条件として預金もしています。
HSBCは、経済が成長している地域にのみ支店を設けて投資家と企業に金融サービスを提供しています。日本では1947年に東京と神戸での再進出しましたが、2012年の時代の役割が終わり個人相手の業務からは撤退しています。
1947年日本の地方銀行のように倒産の心配はないでしょう。
HSBC香港の口座種類と最低預金額 TRB
一般の個人が利用する総合理財口座(Integrated Account/総合理財戸口)には、飛行機のファースト/ビジネス/エコノミークラスのように預ける予定の預金残高の多い少ないに応じレベル分けされます。ここでは、簡単に預金残高を言いましたが、正確には総取引残高(TRB: Total Relationship Balance/全面理財総値)という金額で算定されます。
HSBC One又の名をPersonal Integrated Accountから始まりHSBC Premier、HSBC Jadeといった3つのヒエラルキー構造が存在します。なお、従前はミドルクラスであったHSBC Advance(旧PowerVantage)は2020年に廃止されました。
以下の表のように、アッパークラスになればなるほど、TRBは高くなり必要とされる預けるべき額が高額になることがわかると思います。余談ですが、その金額に達しないと口座のグレードをダウングレードしない限り2019年まで口座維持手数料(Below Balance Fee/低額結存服務費)と言われるペナルティーが発生していました。
口座クラス | Jade |
Premier |
One |
---|---|---|---|
総取引残高 TRB |
HK$780万以上 | HK$100万以上 | 制限なし |
多くの海外投資家がTRBの制限が存在しないHSBC Oneから利用をスタートすると思いますが、アッパークラスの口座のHSBC Premier以上に開設やアップグレードすれば、世界中のすべてのHSBC口座が残高ゼロで開設できるばかりでなく、クラブラウンジのような専用フロアの入店許可されます。また、世界中の口座の統合システム「Global View」で全世界の口座状況が一目で分かるほか、HSBC口座間の海外送金手数料が無料、Relationship Managerが就くなど、グローバルバンクにしかできないさまざまな特典が用意されています。
HSBC香港の利用できる預金口座の種類 Deposit Acount Type
- 普通預金口座/Savings Accounts: 出し入れ自由の預金口座
香港ドル普通預金口座/HKD Savings: 香港ドルの基本口座
人民元普通預金口座/RMB Savings: 人民元口座
外貨普通預金口座/Foreign Currency Savings: 香港ドルや人民元以外の10通貨のマルチマネー口座 - 定期預金口座/Time Deposit Accounts: 香港ドルや人民元、および10種の外貨の定期預金口座
- 当座預金口座/Current Accounts: 小切手決済用口座で利息は付かない。香港ドルや人民元、米ドルの3口座
上記の一般口座の他に、これらをひとつの口座番号1枚のステートメントで管理できる口座を総合口座/Integrated AccountとHSBCでは呼ばれています。
ちょっと一息コラム。銀行への偏見と固定観念
預金を集めてそれを融資する機関が銀行と一般に思われています。これは銀行の役割をあまりにも単純化したもので、現実的に、銀行はおカネを集めて多様な方法で運用します。
銀行に預金が入ってくると、この中で一部だけ人に融資してあげ、残ったおカネは自分で利用する。
その代表的なものは国債、株式、債券など証券を買い入れることであります。この過程で国債や証券の価格があがれば、銀行が売買益を増やすこととなります。また、不動産なのど固定資産を購入した後、売却して利益を得ることもありますし、積極的に海外で資産を運用することもあります。海外債券、派生商品を購入、外国籍企業に融資、このように銀行は多様な方法でおカネを運用し収益を創造します。
預貯金以外でおカネを集める方法
銀行は預かる(おカネを引きつける?)方法も多様です。最も代表的なものに一般の人から預金を預かるのが一つの方法でありますが、この他の方法ももちろん存在しています。その中の一つが、債券の発行で、金融債、銀行債と言われていますが、銀行自体が債券を購入した人からおカネを集めることができます。また、中央銀行の日本銀行から、時には、競合普通銀行からも融資を受けることもあります。そのほか、海外で資産を運用し、海外から資金を集めることもあり、もちろん海外で一般の人から預金を預かることもあります。
銀行の役割も様々で、単純に預金を預かり企業に融資する以外に、クレジットカード(信用カード)発行に類する、多様な業務を行っています。企業買収合併を仲介したり、経営状態が芳しくない企業を管理し、新しいオーナーに売却することにより収益をあげることもあります。このような、サービスに特化した銀行を投資銀行(IB"Investment Bank")とも言います。
安定性や健全性が銀行にとっては重要な要素
銀行は多種多様な金融サービスを提供しています。しかしながら、銀行本来の業務としての義務は預金と貸出を安定的に管理することであり、その安定性や健全性が銀行にとっては重要な要素となります。銀行は徹底的に管理されたおカネが飛ばないようにしなければならず、適切に資本を拡大していかなくてはいけません。そうすることで、預金者の引き出し要求に、なん時でも、応じることができるのです。
預金者がおカネを引き出すのに、引き出せない事態がひとたび起こると、大きなパニックとなります。そのような事実が広まると誰もが預金を引き出せない不安や恐怖が拡散し、銀行にかけつけて、自分のおカネの引き出しを要求するといったことが起こります。これを「銀行の取付け(Bank Run)」と言われるものです。取り付け騒ぎが起こっても銀行は当然、引き出しに応じる義務があるので、融資したおカネの回収作業に注力する(いわゆる「貸しはがし」)ことになり、銀行が企業や個人あてに貸し出したおカネを回収し、引き出しに充当します。融資を受けた企業や個人にとても難しい局面となり、国全体が経済危機への近づくことになります
その融資を回収するにしてももちろん限度があり、最後には預金保険機構が管理、その銀行が解散、倒産に至ることになります。銀行にとって最も重要なのは、やはり安定性や健全性であると言えます。
金融債: 銀行で発行する債券。銀行は発行して資金を集めることができる。
取り付け(Bank run): 金融会社が破産のおそれがあるときに、預金者がいっせいに銀行に駆けつけること。
香港にてHSBC香港の口座開設とアフターサポート
HSBC(香港上海滙豐銀行)の当社、口座開設とアフターサポートの料金表です。
口座グレード | 通訳アテンド,サポート料(HK$) |
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HSBC One |
総合口座5,000 |
HSBC Premier |
|
HSBC Jade |
海外投資家を始めようとする新規顧客や既存顧客を問わず、アフターサポートを提供しております。
サポート内容抜粋 | 料金(HK$) |
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香港での投資商品のご案内 | 無料 |
住所や電話番号変更手続き | 1,000/回 ※弊社の顧客は無料 |
口座解約の手続き | 2,000/回 |
香港にて凍結解除手続き | 2,000/回 |
渡航不要にて凍結解除手続き | 3,500/回 |
オンライン操作サポート | 5,000/年 |
その他、各種手続きやトラブル解決や通訳 | お問合せください |
HSBC香港の基本情報 Fundamental information of HSBC Hong Kong
HSBC香港銀行は、イギリスの金融グループHSBCホールディングス傘下の銀行で、香港ドル発券銀行です。世界で最も信用度の高い金融機関の一つとして評価されています。
現在は、世界最大の格付け会社である“S&P”により、AA-(信用状態は優秀)と格付けされリーマンショック以降も高い信用力を維持しています。日本からもっとも近いオフショア地域で信用力の高い銀行であるので、ペイオフ対策として資産保全のために使用できる銀行と言えるのではないでしょうか。
非居住者にも口座開設を開放しているため、多くの日本人旅行者が香港へ訪れHSBC香港の口座開設や資産運用を行っています。
名称 | The Hong Kong and Shanghai Banking Corporation Limited / 香港上海滙豐銀行有限公司 又は単に HSBC Hong Kong |
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本店所在地 | 1 Queen's Road Central Hong Kong SAR / 香港中環皇后大道中1号 |
営業時間 ※香港時間 | 月~金曜日: 9:00~16:30 土曜日: 9:00~13:00 |
電話番号 ※口座クラス別 | HSBC Jade: +852 2233 3033 HSBC Premier: +852 2233 3322 その他: +852 2233 3000 |
ホームページURL | https://www.hsbc.com.hk/ |
申請書等の送付先 | P.O. Box 72677, Kowloon Central Post Office, Kowloon,Hong Kong SAR / 香港九龍中央郵政総局信箱 72677号 |
SWIFT Code | HSBC HK HH |