株式市場が反発
香港は世界の株式市場に追随し反発。21200ポイントから反発し、22000ポイントの水準へ回復。中国本土の金融セクターや不動産セクターが急上昇し、マーケットの雰囲気改善を後押し。このほか、環境保護関連銘柄は堅調なパフォーマンスとなっており、こちらも注目の価値がある。相反して、少し前にやや強いトレンドを見せたIT関連銘柄に弱化のシグナルが現れており、短期調整に入ると見られる。
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上海株式市場総合指数
中国は7日間の春節大型連休を終え、株式市場の再開後は続けざまに4日間上昇し、2100ポイントの水準を回復。3月開催の全国「両会」(人民代表大会と政治協商会議)での更なる市場改革の発表が期待されており、環境保全・食品安全・IT関連等の多くのセクターで高騰が見られる。
ドイツDAX指数
1月末~2月初めの急落を経て、世界の株式市場は続いて反発。中でも、やはり欧州及び米国市場が先駆けて反発し、上昇幅も各主要市場をリード。ドイツは自国の14年の経済成長率見通しを1.7%から1.8%に引き上げたことから、ドイツ経済の動力維持の反映が見られ、DAX指数を牽引し再び9600ポイント台へ。年明けの水準を回復した。