ITや環境保護関連のセクター
香港の株式市場は中国本土の株式市場不調が足かせとなり下落、2014年の第2取引日に窓開け下落し500ポイント付近へ。指数関連の銘柄は継続的に重石を受けるだろう。一方、比較的好調なトレンドとなっているIT関連や環境保護関連のセクターでは今後も好調が続くと見られ、指数とは違う傾向が見られる。今後も中国の株式市場のマイナス影響を受けると見られ、資金は引き続き人気銘柄に留まるだろう。
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上海総合指数
2014年が明け、世界の株式市場はやや弱含みで、アジア地区の大多数の株式市場では更に2~3%下落した。中国本土の株式市場は2013年末にかけての下落が後を引き、2,080ポイント付近を横ばい後に再下落、昨年7月に形成した2,000ポイント付近のもみ合い圏まで下落する可能性。
ドイツDAX指数
ドイツは11月の小売売上高指数が前月比1.5%増となり年間1.6%増になったと発表。この他、12月の失業者数も大幅に減少しており、いずれも好材料視され、ドイツの株式市場は年明けに下げ止まりとなった。ユーロ圏のインフレ率はECBの目標に未だ達しておらず、ECBが今後より大規模な景気刺激措置を打ち出す可能性がある。そうなれば、2014年の欧州の株式市場に有利に働き、特にドイツのパフォーマンスに注目。