欧州市場は引き続き好調
欧州市場では、ギリシャのサマラス首相が2014年に経済支援脱却の計画を発表、財政難であったギリシャが2番目に支援脱却国となる見込みとなり、好材料視されている。これを受けてユーロ圏の先行きに対する期待感が強まり、2014年の欧州市場は2013年から引き続いて好調となる見込み有り。
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NY金先物
2013年にゴールドは28%下落し、12年続いたブル相場を終えた。2014年に米国は正式に量的緩和策縮小を開始、ドルは持続的な上昇傾向になると予想。加えて、世界的な経済回復への期待感が、ゴールドから株式市場への資金シフトを後押しすると見られる。2014年のゴールド相場は今後も弱いトレンドを継続するだろう。
NYダウ平均株価指数
12月の米国消費者信頼感指数は78.1へ上昇し、予想を上回った。また、10月の米国20大都市の住宅価格指数では安定した上昇傾向が見られ、米国不動産市場の安定的な回復が反映されている。消費者が米国経済に対する信頼感が持続して強まっており、米国の株式市場は上昇スパイラルを維持。年間上昇率26.5%となり、ここ17年で最大の上昇幅となった。