連休明け好調の中国
中国では国慶節連休が明けて取引再開。好調な展開でスタートし上昇トレンドを維持。ただし市場では9月中国インフレ率が予想を上回った事が懸念され、加えて不動産価格高騰も再燃していることから、政府が再び規制策を打ち出し株式市場に弱気トレンドを引き起こす可能性が高まっている。
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米ナスダック指数
米国は最終的に債務上限の引上げ案で与野党が合意に達し、一時閉鎖となっていた政府機関も再開となった。数日前には格付機関ムーディーズが米国の格付け見通しをマイナスへ引き下げると見られていたが、市場ではなお問題が順調に解決すると見て強気に。ナスダック指数は再び高値を突破し、今年度の最高値を更新。
ニューヨーク金先物
金相場は9月のシリア問題を受け1,400米ドルの水準まで反発。その後サポート不足となり下落が続き、チャート上では下降トレンドを形成している。現在の金相場は下降トレンドの底値圏に達していることから、短期的には反発のサポートを受け1,300米ドルの水準を回復する可能性がある。しかし、中長期的には依然として薄商い。