日経平均も調整を経て12,000
先月より、円安政策の勢いがないのが見て取れる。対米ドルは再び93円まで戻り、日経平均もその影響を受け調整を経て12,000ポイントの水準へ。しかし7月の参院選を間近に控えていることから、安倍氏は選挙後の経済政策を発表すると見られ、日経平均が牽引され新たな上昇トレンド展開の可能性に期待。
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HSIハンセン指数
過去2年、何度も厳しい状況を経てきたハンセン指数は上昇トレンドをついに下方突破。短期で強力に反発するものの、米中両国の経済や国内の不動産市場バブル問題による影響に制約を受け、この先更なる下位を試みる見通し。
NYダウ工業株30種
緩和策撤退の可能性は世界の投資ムードにさらなる影響を及ぼしている。アジア太平洋の各国がまっさきに調整基調となる中、米国は依然として高値を維持している。しかし近日、米ドル指数(U.S. Index)が80のレベルまで弱化しており、弱気の米国株も売り材料視され、米国株式市場の全体が短期的に調整基調になると見られる。