日銀決定会合がサプライズ
黒田総裁就任後、実質的な大規模政策は依然として発表されておらず日経平均の高値押し上げには至っていない。今週の日銀金融政策決定会合が鍵となって、今後直近1カ月の株式市場のトレンドに影響するだろう。市場は日銀が無制限の量的緩和策を打ち出し、インフレ目標達成への意欲を示すことに期待。
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NYダウ工業株30種
米国のダウ平均株価指数は再び高値を突破、先月以降、多くの国々がキプロス事件の影響を受け、資金が米国に流れ込むのを促した。5日金曜日には米非農業部門雇用者数の発表があり、このデータはFRB早期撤退のタイムテーブルに影響する可能性があるが、短期的には発生しないと見られ、ダウ平均がなおも好調なトレンドを維持できると予想。
ヨーロッパ600指数
日本のほか、ECB(欧州中央銀行)も4日に協議を終え、キプロス問題は一応の解決を見せ、欧州株価指数の上昇トレンドはまだ破壊されていない。金利が維持され、マーケットにプラスに作用すると予想されている。