各国は市場救済で協調
FRB(連邦準備制度理事会)がQE3実施を宣言したことを受け、米国相場のパフォーマンスは好調、ここ3年の新高値をつけた。加えて大統領選を間近に控え、株式相場のパフォーマンスは高値を維持しており、オバマ氏再選の可能性を安定的にさせている。
FRB(連邦準備制度理事会)のQE3は不動産市場の解決に主力を注ぎ、毎月400億米ドルを市場に投じてMBSを購入し国内不動産市場を刺激、米国の不動産業は新たな上昇トレンドになると予想される。
中国経済は低迷が続いており、中央銀行が25日に2,900億元のリバースレポによる資金供給を発表したものの、株式市場は依然として下降トレンド内にある。このほか、来月の十八大(第十八回中国共産党全国代表大会)の開催を控えており、市場の反応を要観察。
欧米の後に続いて、日本政府も市場に10億円の資金注入を行い、日経平均株価は先週抵抗線を突破。しかし釣魚島(尖閣諸島)問題のあおりを受け、中国とともにの株式市場は少しのマイナス影響が出ると見られる。