香港株は非常に魅力的な市場
本土の投資家にとって、香港株は非常に魅力的な市場である。
第一に、香港株にはストップ・リミット/ストップ高やストップ安の仕組みがないため、本土の投資家は心ゆくまで投機を行うことができる。
第二に、香港株はデイトレードが認められているため、本土の投資家は一晩保有するリスクを気にすることなく、日々ポジションを変えることができる。
第三に、香港株のバリュエーションはA株に比べてはるかに低く、潜在的なアップサイドはA株よりも魅力的である。
そのため、香港の株式は空前の売買高を記録しており、市場への資金流入はまさに目を見張るものがある。香港ストック・コネクトの枠を使い切ったこと、香港ドルが強気、HKMAが市場に資金を投入していることなどから判断すると、香港への資金流入は続くと予想される。
数日前、香港取引所の李小加氏は、香港株の売買高の増加は始まりに過ぎないと述べ、金融長官は株式市場の熱気が破裂するとは見ていないと示し金融業界の猛者たちは香港株の将来の市場について懸念を表明していないため、現在の香港株の狂宴は続くと予想される。
ただ、株式市場を警戒している個人投資家はまだまだ多く皆までも株式市場に参加した時点でパーティーは終了しれないだろう。