米国通信と金融株が好調
米国第2位の銀行であるJPモルガン・チェースは、2月以降反発し、現在は1月の下落分を取り戻しているので株価の継続的な上昇にプラスの影響を与えていると考えらる。通信会社ベライゾン・コミュニケーションズは4月から急騰しおり株価は0.85から7.93へと約9倍になった。現在、株価は大きく買われすぎており、投資家は撤退の圧力を考慮していることだろう。
オランダのAEXも第1四半期に大幅な上昇を記録し、株価は約15%上昇し、AEXの単四半期の上昇としては2009年以来の高水準となった。イタリアのFTSE MIB指数も好調で、第1四半期に大幅に上昇したことにより、3本の移動平均線に明確な上昇パターンが見られ、当面は上昇の勢いが続くだろう
アルゼンチンのMERVAL指数は、第1四半期にアウトパフォームし、株式市場は2,000ポイント以上上昇し、1月から26%上昇。最近の株式市場の下げは、高値圏でのテクニカルな修正と考えられる。