網易、香港二次上場で26億ドル調達
ナスダック上場企業である中国のゲーム会社網易/NetEaseが、香港での2次上場を果たし最大26億ドルの資金を調達することになった。
網易が1日夜に発表した上場計画によると、同社は、香港の2次上場を介して、1億7千148万株を発行する。発行価格は1株最大126香港ドルに決まった。計画では今回の追加上場で最大26億ドルの資金を確保することになる。
新規発行株式は来る11日から、香港取引所で取引される予定である。
網易は、米国株式市場に上場したが、中国の特別行政区の香港に戻って2次上場をする2番目の中国本土企業である。
ニューヨーク証券取引所上場企業のアリババは昨年11月、香港2次上場で130億ドルの投資を確保した。また、網易は、米国で中国企業を相手にした上場規制の動きが本格化した後、香港の2次上場をする最初の会社だ。したがって網易の香港の2次上場は米中の資本市場脱分離時代の本格的な幕開けを知らせるで鐘とも合図ろ見れる。
米上院は現地時間の20日、中国企業の米証券取引所の上場を禁止できるようにする法案を与野党満場一致で可決した。トランプ米国大統領も最近、自国の会計規則に従わない中国企業を見ていると警告した。
アリババと網易に続き、米国株式市場に上場した複数の中国企業の「脱米国」の流れが速くなっている。
電子商取引企業の京東/JD.comが今月18日、香港証券取引所に追加上場して3億ドルの資金を調達する予定である。この他にも、検索エンジンの百度/Baidu、旅行代理店Ctrip、電気自動車メーカー蔚来/NIOなども、香港二次上場を検討していると伝えられる。