オーストラリアドル3年来の最低水準
直近の2013年12月の雇用統計を発表、市場予測をはるかに悪く、豪ドル為替相場は雇用統計の不調が重石となり、1豪ドル=0.8784米ドルまで下落、3年来の最低水準となった。市場ではオーストラリア準備銀行(RBA)による政策金利の引下げへの期待が再燃しており、この先の豪ドル相場に一定の影響をもたらす可能性が高い。
FTSE指数
堅調な小売売上高指数が発表され、理想的なイギリスの小売り市場の回復スピードが反映されていると言える。国際通貨基金(IMF)による経済成長予想は0.5%から大幅に引上げ2.4%としており、世界市場の中でも最大の引上幅だ。イギリス経済が回復を続けるに従い、再び量的緩和縮小への懸念が高まる。
日経平均
円安が刺激となり日本のインフレ率は1.5%まで上昇、日銀の掲げる目標2%に近づいている。日銀は一方で2014年のGDP成長予測を本来の1.5%から1.4%へ下方修正しつつ、一方で日本経済が徐々に回復しつつあると発表している。日経平均は50日移動平均線まで下落した後にすぐさま反発し、トレンドは今後も楽観的。