タイの株式市場は上昇幅世界第2
欧州危機に直面しているものの、先週の中央常務会議の召集を経て、“ゆるやかなインフレ” から“ゆるやかな増加”への道筋が改めて示された。中国上海総合指数は他国と比較して安定している。移動平均線は依然として穏やかな上昇トレンドの維持を示しており、短期間のうちに2,528ポイントの水準まで回復する望みがありそうだ。
世界経済は緊迫へと急転し、アジア諸国も関連して影響を受けた。インドネシアはその中でも大きく調整があった国家と言えるだろう。しかしインドネシア国内のデータは 失業率の低下や、GDPの成長がマイナスからプラスへ好転するなど、経済の見通しがなかなか悪くないものであると示している。チャートは3,861ポイントのサポートすることさえできれば、上昇トレンドを継続する能力は確実にあると明示している。
2011年、洪水による被害を経験したものの、タイの過去1年の株式市場の上昇幅は依然として世界第2となっており、国民生活が正常回復を始めている。将来の理想予測として失業問題が改善GDP成長率上昇の伸び白がまだ有り、短期的にも10%近くの回復力があると示している。
債務問題はユーロ動向の妨げとなり、米国のヘッジファンドに資金が流入、米ドルにサポートとなった。米ドル指数は3年ぶりの高値に上昇、米国国債は利息の引き下げが続く。米ドルに対してユーロの動向は上昇抵抗があり、加えてスペイン問題は未だ解決の糸口が見えない。ユーロは高い確率でさらに下降して過去三年で最低となる1.1877の割り込みを試みだろう。