緩和策撤退の気配
FRB(連邦準備制度理事会)は2日間に渡り会合を実施。外部からは会合後の緩和縮小の可能性が高いと見られていたが、経済主体の改善がまだ十分ではなく、FRBは今回の会合で緩和策終了に対する市場の反応を探ってみた。米国株はこの先3カ月はまだ上昇する見込みがあると見られる。
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SSEC 上海総合指数
中国市場は引き続きマイナス傾向。ここ1カ月市場では預金準備率引下げのニュースが出始めている。分析によると今回中国政府が実施する政策は余りにも懸念が多く、経済条件にも限りがあるものの、上海株式市場は何ヶ月も上方突破できていないことから、中国政府は必ず政策実施に踏み切ると見られる。
NIKK 日経平均株価
先月から日本円は対米ドルで103円台から反落し、日経平均も調整基調となり1万3千円代へ下落。今週まででドル円相場は95円のサポートがあり、日経平均株価指数の短期調整は収束したと見られる。選挙結果を待機して今後の方向を探る。