金利引下げに期待で強いトレンド
ECB(欧州中央銀行)では5月2日に委員会が行われた。経済指数が思わしくなかったため市場全体が政策金利引下げの可能性が高いと予想。欧州指数も同時に影響を受け反発し前回の高値水準まで反発上昇すると見られる。しかしファンダメンタルズにおける材料不足から、短期的に弱まる見通し。
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NYダウ工業株30種
FRB(連邦準備制度理事会)でも会議が行われ、QE3による効果の検証に重点が置かれた。結果として経済的基盤に改善の兆しが見られることが明らかになったものの、失業率は依然高い水準を維持している。つまり、量的緩和政策は保持され、米国株式市場は短期で有利に働く。
ハンセン指数
市場では昔からよく“SELL IN MAY AND GO AWAY”(株は6月以降頭落ちしがちなので5月に売り払うべき)と言われるが、過去3年の情況と違い、本年のハンセン指数はすでに一定の下落幅が累積しており、同時に近日すでに1月からのレジスタンスラインを突破、短期で意外なサプライズをもたらす見込みがあり。