金価格の動向
2008年より金価格の上昇は大きく、各国の紙幣増刷による市場救済措置が金価格を更に刺激し、ここ数年はすでに一定の上昇幅を累積していたが調整はまだ見られていなかった。このためキプロスの金準備売却をきっかけに調整となり、短期で金価格が再び1600の水準に達するのは難しいと見られる。
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上海総合指数
中国市場は2月から下落が続き、テクニカル分析上すでに下降トレンドを形成している。同時に不動産融資問題及び統計データ結果にマイナスが見られることの懸念から、国内債務問題が再度金融危機をもたらす可能性が懸念されており、中国国内における投資雰囲気にさらなる影響を及ぼしている。
ヨーロッパ600指数
市場更新:欧州経済トップのドイツは今月明らかに経済が収縮。購買担当者指数(PMI)はこの半年間で最低水準となる48.8まで落ち込んだ。ドイツは欧洲最大の対外貿易額を誇り、このデータは欧州全体の総生産量に確実に影響をもたらすだろうすでに欧州資産への投資家は、片時も目を離さず該当エリアのトレンドの変化に要注意。