オフショアで投資と2013年通貨戦争
2012年のほとんどのマーケットは良好であったと統括できる。
2013年のマーケットの展望は、2012ほど良くならない可能性があるが、特にこれは先進諸国の間の通貨戦争が多分に2013年の深刻な問題へと発展するためである。グローバルマーケットの資金の流れがより不確実性を帯びるのだ。
マーケットが大きく動く前に、オフショア投資を以下の二つを考える。
- 積立リスク
毎月、日本円の収入得ている方が、香港ドルや米ドルで積立ている場合には、来るべき数ヶ月あるいは数年内の円安により積立金額が負担になること。当初、1ヵ月3万円の積立をするだけだったが、6-12ヵ月後には1ヵ月につき5万円の積立が必要となる可能性。 - 来るべき年の為替リスク
通貨戦争がすぐに終結するとは予想できないため、日本円、香港ドル、米ドルあるいはユーロ問わず、持っている通貨は常に大きな為替リスクが潜んでいる事実。実際、難しい質問としてクライアントに「10年間なりその他の期間内にもっとも適した積立通貨は何?」という質問があげられる。
現段階で確信できることの一つとしたは、数年前と比べて今は為替リスクが非常に高くなっていることである。したがって、ファンドのスウィッチングはもちろんであるが、通貨自体のスウィッチングが出来る積立プランがオフショア投資の最良の選択となることである。