ブラジルGDP成長率は4%
インフレ率が徐々に上昇していることから、ブラジル市場の政策金利引き下げはまもなく終了すると見られる。昨年中央銀行が金利引き下げを開始してから歴史的な低金利水準を一定期間続けてきたが、ブラジル国内の経済成長は徐々にその効果が見えてきている。ブラジル財務相は来年のGDP成長率は更に4%へ達すると予想している。
日経平均株価
日本は7~9月期の実質GDP成長率(経済成長率)が年率換算でマイナス3.5%を記録し予想よりも更に悪化。日本経済の明らかな低迷を示しており、同時に日中問題も遅々として未だ解決策が見つかっていないため、日本から中国への輸出量縮小は深刻で、国内外の問題どちらも日本市場に不利な状況。
韓国総合株価指数
韓国市場は最新のインフレ率が1.6%にとどまったと発表、ここ3年の最低水準となり、 経済刺激を促進するため韓国銀行(中央銀行)に十分な政策金利引き下げの余地をもたらした。一方、韓国総合指数の重量級の銘柄ともいえるサムスン電子では、GALAXY S3携帯電話の販売が大いに好調、サムスン電子の株価上昇だけでなく韓国総合指数の上昇にも大きな好材料となっている。
ハンセン指数
香港金融管理局は再度市場へ資金を投入、投機的資金が引き続き香港へ流れ込んでいること反映。更に水曜日は1日で500ポイント近く上昇し、ダブルトップのレジデンスを上方突破。同時に中国本土の市場も好調で、香港株式市場の底上げを支持。香港株式市場は短期見通しにおいてなお伸びしろあり。