送金や振込 / Pay or transfer
送金や振替手続きはすべてのこの「Pay or Transfer」に統合されました。自分の口座間の資金移動や通貨両替、他口座への送金、海外口座への送金もこの画面から行います。スマホアプリであると海外送金には対応していないので、PCのインタネットバンキングにログインが必要で、上部メニューの「My banking」を展開し「Pay or transfer」で送金画面から行いいます。
送金手続きについて Pay or transfer
① Move monye from: 出金元の口座を選択します。口座ごとの残高も一緒に表示されるので例えば日本円口座から、米ドルで送金したい場合には、送金手続きといっしょに日本円から米ドルにも両替が同時に行えるので日本円を選択することになります。
② Move money to: 送金先の選択、入力を行います。右横に具体的にどの送金先かを選択してもらうために3つタブが並列されています。説明は以下です。
③ My accounts: 口座間振替、外貨両替など自分の口座へ送金。普通預金口座や当座預金、さらに他通貨口座への資金の入れ替えの際にはこちらを選択します。
④ My payees: 私の登録済み受取人。登録済み口座に送金 ※既に登録している口座への送金。登録済み情報の入力を省略できます。
⑤ My payees: 新しい受取人である送金先口座を入力。My payeesとよく利用するので以下で説明します。
⑥ Transfer dtails: Amountに文字通り送金する通貨と金額を半角数字に入力します。My notesには、送金手続きにメモを追加できます。これは自分用のメモですので相手にメッセージを伝える事はできません。
私の登録済み&新受取人 My payees & New payee
① My payees: 私の受取人。既に登録した送金先口座への送金はここを選択します。登録済み情報の入力を省略できます。画像には証券会社であるオフショア香港のインタラクティブ ブローカーズの口座が登録されています。既に登録している人はMy payeesの入力フォームに部分に名前の一部を入力すると該当する名前のリストが表示されるので、そこから送金先を選択するとよいでしょう。
② New payee: ここは頻繁に利用することでしょう。上記のMy payeesに新規登録したい場合は、送金先口座を入力。HSBC香港の口座や香港内他金融機関、海外送金もこちらです。送金先登録後の送金限度額の上限は2021年現在、1口座につき最高300万香港ドル(約38万米ドル)とるので、一般的な不動産であると窓口で送金手続きせずともインタネットバンキングで購入できることになります。また日本から利用することはあまりありませんが、香港政府への社会保険の支払いや納税などもここから行います。
My payeesに未登録の口座に送金をする際、New payeeに登録を決定時にTransaction codeの入力を求められます。このトランザクションコードはモバイルセキュリティで生成します。 以下ではMy payeesに新規登録の方法を解説します。
新受取人に送金と同時に送金先の登録 New payee
上記のNew payeeのタブをクリックすると、今回の送金と同時に頻繁に送金する口座且つ高額の送金が必要となる口座を登録することができます。口座情報を入力して確認ボタン、Transaction codeで確定といった操作が必要になりますが、以下4画面で説明します。
① Payee’s bank/Payment services probider details: 登録する銀行自体の法人情報や住所などを入力します。Bank country or regionには例えば日本であればJと入力するとJamaicaやJapanが出てきますので、所在地が日本の銀行の場合はJapanを選択してください。Bank Numberは大事です。ここには国際標準であるSwift Codeを入力してください。11桁の場合は下三桁の支店番号は不要です。大きな銀行ですと銀行名や住所が自動的に入力された状態になります。
IBAN / Account numberには日本や香港の銀行の場合には支店番号と口座番号を続けて入力してください。ちなみに画像は三井住友銀行の123番支店の7654321の口座番号を登録しよとしています。IBANは主に欧州と一部の中東諸国で使われる銀行口座の所在国や支店、口座番号を特定するための統一規格のコードで、Account number(口座番号)と同義で利用されています。受け取り側も口座番号とSwift Codeで基本的にどの口座であるかどうか特定できますが、欧州の銀行の時は桁が少ない口座番号以外も情報も包含されている当該IBANを入力してください。
Bank name(銀行名)やBank address line 1(銀行住所1行目)、CityとState/ ProvinceはSwift Codeがしっかり入力されているとオートコンプリートされます。所有している支店の住所と異なるので気になる人もいるかもしれませんが、支店は閉鎖さることもあるので本店住所で十分です。
② Payee’s Personal details: 受け取り口座の名義人情報を入力します。ここでは日本の口座への送金を想定して記載します。Account holder’s nameには、日本人の名もヘボン式の英文字で日本の口座の場合、名姓順で記入していください。次に住所ですがPayee’s place of residenceにJapanを入力してPayee’s address line 1~にJapanを除く住所を記載してくだい。
Add to My payees(新しい受け取り人の追加)で将来的に迅速かつ簡単に支払いを転送できるように、この受取人を今回の送金と同時に登録口座に追加してください。この受取人のデフォルトの1日の最大限度額はHK$50,000なので、指示が有効になった後、インターネットバンキングを介して限度額を変更したり、この受取人を削除したりすることができます。つまり、HK$5万以上を送金する場合はMyPayeesの一覧にあるAdd a New payeeタブで事前に追加、次にリミットの引き上げの後に送金といった二段の操作が必要になります。つまり、初めての送金相手には事前に5万HK$分以下の外貨が送金され着金さるかどうか確認の上、次の日にリミットの引き上げと残りの金額を送金するといった方法も考えられます。
③ Payment details: 送金額や費用の負担人などを決定します。Transfer Currencyで受け取る側の着金する通貨を選択できます。最初に選択したMove monye from(送金元)の口座が香港ドルであっても、ここをJapanse Yenに選択すると日本円に両替えを香港のHSBCで行い日本円で送金できることにります。香港国内のほうが為替が、かなりよいので香港国内で両替してしていた方がよいでしょう。ただし、外貨両替額は、すべての外貨について一日あたり5百万US$またはそれに相当する金額以下ではないとできないので注意が必要です。また、12月25日および1月1日を除く、FX市場の通常取引時間外、つまり、香港時間の月曜AM7:00~土曜AM4:15(米国サマータイムのときAM5:15)以外の為替レートは、ビッド/アスクの差が大きくなるので注意が必要です。
Overseas charges paid by(海外費用の支払い)はMyself(自分)かRecipient(受取人)を指定します。海外送金に係る手数料(プレミア口座以上の自己名義間の送金を除く)の負担人を選択します。香港以外への海外送金の手数料(通貨によってはコルレス銀行の手数料)はHSBC香港側で事前に見積もることができない場合があるので、後日、口座から別途差し引かれます。最終的な料金決済はコルレス銀行や受取銀行によって採用された規定に従います。
Local charges charged to(ローカル料金)はあくまでも香港つまりHSBC香港の料金となります。指定した口座から差し引かれます。自己名義の他国のHSBC口座は無料ですが、それ以外であると今説明しているHSBCオンラインバンキング経由はHK$50、香港の支店に赴くとHK$120からHK$240となるのでオンラインバンキングで送金するほうがお得になります。海外送金手数料や為替手数料は格段に日本の銀行より、割安なのが実感できることでしょう。
Reference(参照文)は記載は任意となり、後ほどステートメントに記載されるので個人情報以外を記入するとよいでしょう。受け取り銀行側へのメッセージを特別に伝えたい場合は、下のMessage to payee’s bankに記載します。
Purpose of payment(送金目的)にはマネーロンダリングでないことを宣誓する意味合いが強く昨今の海外送金では、この欄の選択が最も重要となります。提供された情報が不完全であったり、不十分であったりすると、電信送金が遅延や拒否されたり、または手数料が課されて受取銀行から返金されたりする可能性がありますので、提供された情報がすべて明確で、完全かつ正確であることを確認してください。
Message to payee’s bank(振込先銀行へのメッセージ)やMessage to payee(受取人へのメッセージ)はいずれも任意となります。
④ Enter the Transaction code: 最後のページにおいて、送金は特にセキュリティが高い操作なのでSecurity codeの種別はTransaction codeとなります。方法は、モバイル端末でHSBC HKモバイルバンキングアプリを開きます。ステップ1として、画面下部のGenerate Security codeを選択します。ステップ2でアプリにPC画面に赤字で表示されている振込先口座番号の下8桁の番号を入力して、Generate Security code(コードを生成)をタップします。ステップ3として、アプリにセキュリティコードが表示されたら、上記の入力欄にコードを入力します。
以上で、Confirm(確認)ボタンを押すと完了です。2021年の段階では日本の都市銀行への送金であると、2営業日以内には着金することになるでしょう。
香港にてHSBC香港の口座開設とアフターサポート
HSBC(香港上海滙豐銀行)の当社、口座開設とアフターサポートの料金表です。
口座グレード | 通訳アテンド,サポート料(HK$) |
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HSBC One |
総合口座5,000 |
HSBC Premier |
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HSBC Jade |
海外投資家を始めようとする新規顧客や既存顧客を問わず、アフターサポートを提供しております。
サポート内容抜粋 | 料金(HK$) |
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香港での投資商品のご案内 | 無料 |
住所や電話番号変更手続き | 1,000/回 ※弊社の顧客は無料 |
口座解約の手続き | 2,000/回 |
香港にて凍結解除手続き | 2,000/回 |
渡航不要にて凍結解除手続き | 3,500/回 |
オンライン操作サポート | 5,000/年 |
その他、各種手続きやトラブル解決や通訳 | お問合せください |
HSBC香港の基本情報 Fundamental information of HSBC Hong Kong
HSBC香港銀行は、イギリスの金融グループHSBCホールディングス傘下の銀行で、香港ドル発券銀行です。世界で最も信用度の高い金融機関の一つとして評価されています。
現在は、世界最大の格付け会社である“S&P”により、AA-(信用状態は優秀)と格付けされリーマンショック以降も高い信用力を維持しています。日本からもっとも近いオフショア地域で信用力の高い銀行であるので、ペイオフ対策として資産保全のために使用できる銀行と言えるのではないでしょうか。
非居住者にも口座開設を開放しているため、多くの日本人旅行者が香港へ訪れHSBC香港の口座開設や資産運用を行っています。
名称 | The Hong Kong and Shanghai Banking Corporation Limited / 香港上海滙豐銀行有限公司 又は単に HSBC Hong Kong |
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本店所在地 | 1 Queen's Road Central Hong Kong SAR / 香港中環皇后大道中1号 |
営業時間 ※香港時間 | 月~金曜日: 9:00~16:30 土曜日: 9:00~13:00 |
電話番号 ※口座クラス別 | HSBC Jade: +852 2233 3033 HSBC Premier: +852 2233 3322 その他: +852 2233 3000 |
ホームページURL | https://www.hsbc.com.hk/ |
申請書等の送付先 | P.O. Box 72677, Kowloon Central Post Office, Kowloon,Hong Kong SAR / 香港九龍中央郵政総局信箱 72677号 |
SWIFT Code | HSBC HK HH |