コマーシャルペーパー(CP)は通常、大手の金融会社(Top-rated financial)と非金融会社 (Non-financial companies)より発行されます。社債(Corporate bonds)の償還期間が通常1年以上なのに対して、コマーシャルペーパー(CP)は満期が通常1年未満の無担保の約束手形です。

社債と比べて発行体は低いコストで資金調達が可能

コマーシャルペーパー(CP)は有価証券ではなくいわゆる手形ですので、社債(Corporate bonds)が証券会社で流通されるのに対して、コマーシャルペーパー(CP)は銀行等でも扱われます。コマーシャルペーパー(CP)は銀行からの融資以外での代替の資金調達手段(Alternative to bank borrowing) となり、低いコスト(Low-cost)の融資形態と言えます。コマーシャルペーパー(CP)は一般的に、証券会社で扱われないため低い流動性と高リスクを反映し同等の短期金融市場商品に比べて収益率は高くなります。しかし、社債(Corporate bonds)などの企業債券の確定金利(Corporate fixed income securities)と比較するとその収益率はよくはなりません
米国では、コマーシャルペーパー(CP)の未償還(Outstanding)総額が他のすべて金融市場商品(国債以外)をずっと上回ってきていました。そしてほとんどは金融会社(Financial companies)によって発行され、一部は銀行の持ち株会社(Bank holding companies)と同様に個人金融、保険、リースなどを手掛ける会社も同様に発行しています。

コマーシャルペーパーその他CP

前述したように大手の金融会社(Top-rated financial)の銀行自身もまた、短期資金を調達するためにこのコマーシャルペーパー(CP)の発行体となることができます。コマーシャルペーパー(CP)は漢字でなおすと定期預金証書ともなります。コマーシャルペーパー(CP)は満期前に資金が必要となった場合、第三者に譲渡ができるのですが、銀行が他行や個人、法人を相手に発行する場合には、最短で満期は30日以上としなければならず、若干満期が長めになります。

コマーシャルペーパー(CP)は証券会社のみならず、優良企業が信用をベースで短期で資金を調達するために発行することもあります。これは投資家にしてみると、短期で資金を投資できる投資対象となります。