最近とあるお客様がファンドレポートを確認したところ、項目がよく分からない部分があったとのことでした。海外投資家の皆様にとってファンドレポートとはいったいどのように見ればよいのでしょうか。

ファンドは日本では投資信託と呼ばれていますが、通常のファンド(基金)の価格はすべてユニット(Unit)ごとの計算となります。そのユニットの貨幣価値は世界基軸通貨のUSドルで計算されることがほとんどで、ファンドには最低投資額(Min Investment Amount)が設定されており、一般的に5,000香港ドル約5万円ほどとなります。

一般的に、ファンド購入前にチェックするべき項目は以下のとおりです:
ファンドの投資目標 (Objective);
ファンドの市場展望 (Market Outlook);
ファンド資本分布 (Asset Allocation);
ファンドの保有株トップ10の構成 (Top 10 Holdings);
ファンドの運営成績データや図表 (Performance and Diagram)

特定のファンド投資に関して詳細な情報に知りたい場合、手始めにファンド会社とファンド・マネージャーの資料から確認していただくのが良いでしょう。例えば、彼らの投資スタイルや過去のファンドのパフォーマンス (Track Record)などを調べます。

これらの資料はインターネットで公開されていることもありますが、英語表記となるので、投資決定を行う前にファンドのエージェントに資料提供を求めることになります。
香港で登録したファンドである場合は、香港証券監督管理委員会(SFC)の規定により、ファンド投資における投資目標やプランの詳細は「ファンド説明書」(中国語で「基金說明書」や「章程」などと表記、日本の投資信託の場合、投資信託説明書(交付目論見書)と呼ばれている)に明記が必須であると定められています。

またいくつかの専門投資格付け機関、例えばスタンダード&プアーズ(Standard & Poor’s)やムーディーズ(Moodys)、モーニングスター (Morningstar)などでは、中立的立場から、異なる通貨のマーケットファンドにおけるこれまでのパフォーマンスや価格の振幅、これまでの収益、管理および分配費や総資産価値などの各基準から格付けを行い、等級を決定しています。

弊社香港IFAインベストリサーチチームでは1Unitが8,000~13,000香港ドルのものをおすすめしております。
これは、多くの利益を享受しやすくなるでなく、ポートフォリオの多元化も可能となるからです。手数料の面では、銀行では手数料が割高な上に選択できる投資手段はより少なくなることに注意が必要です。